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自分で火おこしする事



12月に火おこしキャンプ行います。

キャンプと言っても、テント泊ではなく美浜少年自然の家での宿泊です。


9月に運動教室合宿で使わせてもらいましたが、海も近く、夕日も綺麗に見えるので少年自然の家の中ではロケーションバッチリ👍


子どもたちが火おこしする事から何を学んで欲しいか、それは上手くいかない事を楽しんでもらいたいんです。


今から7.8年前ぐらいに、子どもたちの生きる力を育む為に「チャレンジキャンプ」という名前で1週間のキャンプを行いました。その中で自分の起こした火でお湯を沸かすプログラムでは、なかなか火がつかず、夕方から始めたのに1番遅かったのが食べ始めたのが21時ぐらいでした。


子どもたちは辛かったと思います。なかなか火がつかないから。その時の記憶や思い出はあまりに印象的だったので今でも鮮明に覚えています。楽しかった事よりそういう思い出は割と覚えて笑い話になります。


そういう、サバイバル的なプログラムも面白いのですが今回の火おこしは「なかなか出来ない事を楽しむ」というアプローチです。


なんでも面白がる人は、僕は常々最強だと思っています。僕もそんな人間になりたいし、そういう思考で生きているつもりです。


自分がそういう思考になってきたからか分からないですが、最近子どもたちの言動で気になる事があって、それは「出来ないことがあると普通に怒るし、不機嫌になる子が多くなってきたな」という事です。ただ、それは負けず嫌いという訳ではなく1.2回挑戦して出来ないから「もうやらない!」「出来ない(涙)」と怒り出します。


100回練習すれば、確実に上達するのになぁっていつも思うんです。それを最初の段階で嫌なモードにわざわざ自分で持っていってると僕は思ってます。だから、その気持ちの持っていき方をポジティブに向ける事が出来ればいいんです。


それは才能もあるし、後天的に反復練習で培える部分でもあります。現に運動教室でも最初は、すぐ諦める、必要以上な苦手意識を持っている子もレッスンする内にあまり練習に対して文句を言う事が減っていきます。


僕はそういう子たちの気持ちの変遷を見ているから、運動教室じゃなくても自然体験や遊びの中にそういう要素を落とし込んだプログラムをやりたいなと思っています。


だから、火起こしで上手くいかない体験を「いかに自分で楽しんでいくか」が今回のキーポイントです!


大事なのは「達成感」や「挑戦」ではありません。その大きな概念の下にある大きな心の土台「出来ない事を楽しむ」にスポットをあてて、思い切り楽しみたいと思います。


キャンプ初心者でも、やってみたい子は大歓迎です。それは年齢関係なく幼児でも高校生でも大歓迎です。大人もやってみたい方は一緒にやりましょう。

もし、大人の参加希望があれば参加費などもお伝えしますね。





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