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執筆者の写真くろのたいき

家族では味わえない事

educareのキャンプやツアーは、昨年度よりコロナ対策の為に少人数での実施をしてきました。きっと、キャンプ場のスタッフからすると「大家族だなぁ」と思われているに違いありません。見た目だけは「ファミリーキャンプ」ですが中身はファミリーキャンプではありません。


そこには素晴らしい子どもの世界が広がっています。


参加費の事を考えると家族でキャンプに行った方が安上がりだと思います。

そう思っている方もいらっしゃると思います。

まあ、金額だけ考えれば家族で行った方がコスパはいいです!断言します(笑)


それでもeducareのキャンプやツアーを楽しみしてくれている子も増えてきました。もう長くeducareのキャンプに来てくれている方には伝わっていると思いますが、そこには「プライスレス」な体験があり、大きな魅力が詰まっています。


僕自身大学生から、子どもたちを引率するキャンプと関わっていますので、もう15年以上キャンプに来る子どもたちを見てきていますが、いつもキャンプに来るリピーターの子どもたちは誰がグループにいようが、先生が誰であろうがお構いなし!!とにかく、どこでも誰とでも楽しみます。


それってすごい力だと思いませんか?そこに家族とは違う大きな魅力が詰まっています!


リピーターの子どもたちは、どこにいても自分を発揮します。それは単に自己主張が強いワガママなのではなく、我慢せずに自分をさらけ出す事が出来て、それを毎回毎回メンバーや先生に受け入れてもらっているから「自分を発揮」出来るんだと思います。


「自分を発揮」がキーワード!!


リピーターの子たちは自分のキャンプ経験の中で「自分を発揮」し、さらけ出した方が「楽しい!!」ってどこかで気づいたんだと思います。


educareのキャンプやツアーに参加してくれている子全員がそうなったら良いなと思っています。というか、そういう風になるように導いていきます!


つまり、自分の居場所は初めからあるものではなく、自分で作っていくものだという事です。そういう積み重ねの中で、キャンプで出会う知らない友達や先生と仲良くなり、次回会えた時には楽しさも倍増します。そういう子どもたちを見ていると「青春だなーー!」と感じてしまいます。


友達を作る事が全てはありませんが、あまり知らない人と純粋に仲良くなる事って嬉しいですよね?大人になるとそういう機会が減っていくので、子ども時代のうちに「相手を知り興味を持つ」「誰かに知ってもらう」経験をたくさんしてもらいたいなと思っています。


話しは逸れますが、キャンプ中に子どもたちの中で替え歌がとても流行ります。それは、ほとんどの場合リピーターの子が最初に発信します。最初は反応が薄い他のメンバーですが、徐々に真似し始める子が現れ、それぞれが自分なりに替え歌を歌ってみると・・・


意外にウケます。主に下ネタが多いですが(小学生の場合)

その時に初めて自分の思った事が認められ「自分の居場所のかけら」に気づきます。

かけらに気づくとあとはもう、替え歌エンドレスです(笑)


最終的には、原形をとどめないようなよく分からない歌になっています。


また、替え歌は歌わないけど、めっちゃよく笑ってくれる子は周りから求められます。いつもニコニコして些細な事でも爆笑する子は本当にすごい才能だと思います。


子ども同士の会話のやりとりやパワーバランスを見ながら、出来るだけ自己開示できるように導いていくのが、educareキャンプの中でのスタッフの役割です。


1回来ただけでは、自己開示までいかないお子様ももちろんいます。ただ、回数を重ねるうちに段々とキャンプの活動を自分の物にしていく姿はこれまでも多く見てきました。


だからこそ、多くの子どもたちや保護者の方にこのeducareのキャンプの面白さを伝えていきたいと思います。


また、10月から夏の延期になったキャンプも含めて動き出します。


「どこでも」「誰とでも」楽しめる強い子どもにしていきましょう!

皆様のご参加お待ちしております♪




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