先日、家族で京都へ日帰り旅行しました。日帰り旅行と呼べる事をしたのはかなり久しぶりです。普段うちでは、土日のスケジュールは月の半分は自然体験のイベントです。イベントがない日は買い物か「何もしない」日が多く、それぞれがやりたい事をするお休みの日が多いです。
僕がプライベートでは、先の予定を入れるのが苦手なので旅行は比較的前日に決まります。土曜日の夜に「街ブラしない?」と奥さんから提案があったので「じゃあどっかいこうか」という事で京都へ行く事となりました。京都と言えば、祇園かな?と思ったので「祇園で抹茶スイーツ食べよう!」だけ決まりました。しかし、僕の心の中では「抹茶かぁ、京都じゃなくて西尾とかにも良いのありそうだな・・・」と近場での旅行を提案しようと思いましたが、やめました。
やめて正解だったと思います。
提案してたら変な空気になる所でした・・・笑
スイーツだけじゃあれなので、他にいい所ないかと調べてくれて「京都水族館」がある事を知りました。水族館は楽しいので午前中は水族館に決まり!
日曜日当日、早起きして「一日遊ぶぞー!オーー!!」みたいなテンションで楽しかったのですが、なんと日曜日夕方子どもの習い事の事をすっかり夫婦共々忘れておりまして、一気に活動時間が減るという予想外アクシデントに見舞われました。
急にタイトなスケジュールとなり、普段の土日イベントのような解散時間が決まっている感じで「じゃあ、何時に現地出発?」と思わず仕事のスイッチが一瞬入りそうでしたが、「イカンイカン!これは仕事ではない!」と自分に言い聞かせました。あぶないあぶない・・・
京都水族館楽しかったですよ!京都の自然が大きなテーマになっており、「オオサンショウウオの展示や川魚の展示はアクアトトよりも少しお洒落な感じでイルカショーやクラゲのオシャレライトアップ展示も良かったです。集合体が苦手な方はクラゲコーナーはスルーしてください(^^♪
ペンギンのカップル模様についての相関図や、海の生き物が展示されている巨大水槽の見せ方も「サメの洞窟」など工夫がされていて楽しい空間でした☆ペンギンも屋外展示されていて強烈な匂いとペンギンの愛くるしさのギャップに目が回りそうでした。
そして、水族館の屋外展示に「京都の里山」がありました。小さな川がありビオトープもある。そして短い桟橋。ミニ田んぼもありました。里山をモチーフにした展示がされており、そこにはミナミメダカやカワヨシノボリ、小さな川魚(オイカワやモツゴ?)が展示されておりうちの子は不謹慎にも「タモがあれば良かった・・・」などと呟いていました。
ミニチュア版ねむの森じゃん!って感じでした。普段から馴染み深い場所で感じませんでしたが、こういう場所に来るとお金を払って見にくる場所なんだなと改めて瀬戸の自然の豊かさを感じます。
ねむの森は里山ではないけれど、水もきれいで川魚や昆虫もいます。イノシシなどの野生動物などの足跡や痕跡などもたくさんあります。それでも、7年ぐらい住んでいるとねむの森の変化も感じます。カニを見つけるのが難しくなった事や樹液が出る木がスズメバチの影響でで切り倒され、クワガタを見つけるのが難しくなった事。ナワシロイチゴが勢力を拡大して少しずつ実が増えている事。ホタルが数年前に比べ徐々に数が戻ってきている。など、景観は変わらないですが、自然の中身が変わっていっています。
だから、「今ある自然は今あるうちに体験しておく」事って大事です。里山の自然を知らなくても生きていけるとは思いますが、テレビで見るだけではなく実際に自分の目で見て感じる事は子どもの豊かな経験です。普段何気なくツナグで自然に触れていますが、今ある自然を子どもたちが感じているんだと思うと良い活動だなと少し誇らしく思います。
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