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人の話を聞くという事

たいきです。

8月ですねー。暑いですね。1日に何回Tシャツ変えたらいいんだろう?っていうぐらい汗かいてます。


今回のブログテーマは「人の話を聞く」という事です。

園生活や学校の中でもいろんな場面で先生の話を聞くと思いますが、今回は保育現場における話を聞く事にフォーカスして書いていきます。


このテーマにしようと思ったのはまず、子どもたちの話を聞く態度に違和感を感じているからです。

違和感、それは「一回で話を聞こうとする子どもが少ない」という事です。


今までも話を聞いている最中におしゃべりしてしまう事や、こっちは向いているが話を聞いてない事もあります。聞ける時もあるし、聞けない時もあります。それはいつの時代も同じです。

そして、年齢によって理解する力や注視できる時間も変わります。


いや、それにしても話を聞かない子増えてる!!

話を聞く力が低いのではなく、聞く力が育ちにくい状況が今の保育現場にあるのではないかと思っています。


園の先生たちに対してもっと話を聞くように指導してくださいという事では決してなく、保育現場を取り巻く環境の変化が今の状態を生んでいると推測しています。


数年前から、不適切保育のニュースが聞かれるようになり保育士自身「今自分が行っている保育が適切かどうか?」を考える機会、そして考えさせられる時間が増えました。そして園自体の方針も、不適切保育排除という事で個別の配慮や支援が今まで以上に求められるようになりました。


求められるようになった結果、今まで園で行ってきた行事やイベントなどはそのまま継続し、さらに個への配慮も同時に求められています。


先生たち大変です。

経験年数の浅い先生たちにとってはキャパオーバー気味です。なので少しずつ園での行事の見直しが入り、内容や取り組みの形は変わっている所もありますが、運動苦手な子がいるから運動会はやめましょう。とはなリません。


話を戻します。

個への配慮を考えると、話しを聞かない(聞けない)子たちに対して、「話を聞いてね」ではなく「先生今なんて言ったかな?」と子どもたちに今の話がなんだったかを促す形が主流になりつつあります。


それも正解です。

一斉の指示で話が入ってきづらい子どもたちも多くいるのでそういう子たちの対してのアプローチとしては適切な場面は多いと思います。ここで考えるべきは個別に「先生今なんて言ったかな?」のアプローチが主流になると一回で話を聞く必要性が薄まり、話を聞かなくても、先生がヒント出してくれるし結局教えてくれるからね。と。


そうなると説明する時間が必要以上にかかってしまいます。

説明に時間がかかるとどこにしわ寄せが来るかというと・・・

僕がやっているような時間制約があるレッスンに影響が出てきます。


僕は最近「一回で話を聞く!」と子どもたちによく言っています。

一回で聞こうとする意識を高めたい。そして時間内で実りあるレッスンにしていきたいと思っています。


個への配慮と同時に集団としてどこに意識を向けていくかを発信する。

ちりも積もれば山となる。コツコツと積み上げていきたいものです。

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