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執筆者の写真くろのたいき

エデュカーレブログ ~LINEでは長すぎて伝わらない話~

先生から「頑張ってますよ(^^♪」「成長しましたね!」なんて言われた事もあるかと思います。子どもの姿を通して一緒に成長を共有出来るのは嬉しい事です。


時に子どもの姿によってはネガティブな内容を保護者の方にお伝えする事も場合によってはあります。それを伝える際には細心の注意を払っていますし、ネガティブに捉えないようにポジティブな言葉に言い換える事や他のエピソードと絡めてバランス取ったりもします。


しかし、注意を払っていますが上手く伝わらない事もあります。結構あります!言葉を選んでいたつもりが、予想以上に保護者の心に刺さりすぎてしまう事もあります。


でもこれだけは分かって下さい。先生たちも一生懸命に言葉を尽くしています。

上手く伝わらないかもしれないリスクを背負って先生たちは何故保護者に伝えづらい事を言うのか。


それは「成長のストーリー(過程)を共に分かち合いたいから」だと思います。


子どもたちのよく分からない行動や心情を一冊のミステリー小説を読むかのように、予想通りの展開にスイスイ読み進める事や、分からない所はそのまま理解できないまま読み進めて、後に「そうだったのか!」と伏線回収する事もあります。


だから先生から子どもの話を聞く時には、「今週のジャンプ読んだ?」的なノリだと思うとぐっと気持ちが軽くなります。


だから「先生と一緒に同じミステリー小説を読んでいる」そういう感覚が保育士と保護者の関係として良い形だと思います。保育士は「先生」と呼ばれていますが、堅苦しいニックネームみたいなもので、同じ本を読む一読者として謎多き子どもの姿を解き明かしていく子育てのパートナーです。


僕も子育てのパートナーとして、育児書に書いてありそうな耳障りの良い解決策教えるのではなく、一緒に悩みながらコナン君的に言うと「たった一つの真実!!」を追い求めていきたいなと思っています。






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