「チクチク言葉を言わないようにしようね」
ここ最近保育の現場や小学生のやりとりから聞くようになりました。
チクチク言葉というのは、相手の心をチクチクと刺す棘のある言い方や言葉の事を指します。誰しも自分の心をチクチク刺されるのは嫌だと思うので、相手を傷つけない言葉で自分の思いを伝えましょうという流れの指導なのかなと思います。
どこから生まれた言葉のなのかは分からないですが、
「チクチク言葉を言わない」より
「ツルツル心を持とう」のがいいな!と思います。
人から嫌な事を言われる事って誰しもあります。
そして、自分も言ってしまう事もある。
傷つけてやろうと思って言ったわけではないのに相手がひどく落ち込んでしまった。
そんな事もあったかと思います。
そういう事が一切ない人生だったら、それはみんなが幸せかもしれません。
誰も自分を傷つけない。自分も相手を傷つけない。
でもやっぱり無理がありますよね。
特に子どもの遊びの世界は結構理不尽な事が起きています。
おもちゃを貸してもらえない。
仲間に入れない。
そんな事はしょっちゅう起きています。
だからこそ子どもたちは強くなっていくのです。
決められた活動だけではなく、先生たちが見守る形での自由遊びは必要なのです。子どもたちは「自由遊び」というある意味戦いの中で、「怒る」「泣く」「優しくする」という処世術を学びます。
嫌な事を言われても、「(* ̄- ̄)ふ~ん」とサラリと相手を交わし、うまく相手との距離をとり次の活動へ移っていく。
そんな「ツルツル心」があれば、たくましく育っていけるんじゃないかと思います。
「ツルツル心」イイね!大人にも必要笑