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エデュカーレブログ ~LINEでは長すぎて伝わらない話~

執筆者の写真: くろのたいきくろのたいき

更新日:2022年5月5日

今年で5年目を迎えます

子育てサポートeducare(エデュカーレ)として今年で5年目を迎えます。皆様のおかげで、消滅することなく活動を続けてくる事が出来ました。いつもありがとうございます!立ち上げて3年目でさあ、これからだ!という時にコロナ禍となり、なかなか上手くイベントや教室が実施出来ない事もありました。その中でどうにか、足掻きながら一歩ずつ皆様と共に進んでこられた事嬉しく思います。コロナ禍で大きく変えた事が二つあり、1つは運動教室の動画撮影、共有を始めたこと。2つ目はキャンプなどのシーズンイベントを少人数制にした事です。今振り返ると、この2つの変更はコロナ禍という逆境の中で上手く時代にフィットできた施策だったのではないかと思っています。

そんなこんなでようやく形が整ってきたeducareは、今年度も子どもたちと共にたくさん活動していきますので応援の程宜しくお願いいたします。

たいき先生はこんな1週間を送っています

educareとしての活動に活気が出てきたここ1年ぐらい、「たいき先生忙しそうですね、大丈夫ですか?」気遣って下さる方が時々いらっしゃいます。そうなんです。まあまあ忙しくなってきました。でも、しっかりと休んでいますのでご安心を。

僕の事を知らない方もいるので、ここで僕が何者なのかも合わせて1週間のスケジュールを皆様と謎に共有していこうと思います。

まず、僕は個人事業主のフリーランサーです。自分で主催している運動教室もあれば、保育園や幼稚園さんなどから業務委託を受け午前中の体操や運動プログラムを実施しています。土日は運動教室や自然体験活動に参加してくれているeducare会員向けのキャンプや日帰りのイベントを行っています。

そして、現役の保育士として、保育現場に入って保育をしています。←ここがめっちゃ大事なポイントです!

  • 月・・・保育士として9:00~14:30まで勤務。その後15:30~19:30まで主催教室

  • 火・・・体操の先生として9:00~14:30まで園で体操指導。15:30~18:30まで主催教室

  • 水・・・体操の先生として9:00~11:30まで園で体操指導。長めの休憩12:00~15:30。16:00~18:30まで園内体操教室

  • 木・・・体操の先生として9:00~11:30まで園で体操指導。16:00~19:00まで主催教室

  • 金・・・体操の先生として9:00~14:00まで園で体操指導。15:30~19:00まで主催教室

  • 土日・・・月の半分の土日は自然体験活動(キャンプ、スキー、日帰りイベント等)

こんな感じで毎日動いています。もうそろそろ一人では無理な仕事量になってきました。ただ、平日の長い休憩が僕の中では休みという認識になっています。

目指すべき姿

なぜこのような働き方をしているかというと、

「保育士の1つのロールモデルになりたい!」と思っています。

僕は小1ぐらいから「幼稚園の先生」になりたいと思い、なんの迷いもなく保育科の大学を出て保育士になりました。園で出会う子どもたちや保護者の皆様、そして先生たちに恵まれて楽しくお仕事をしていましたが、「自分の人生このままでいいのか?もうちょっと自分らしく生きる方法ないかな?」と漠然と考えるようになり、幼稚園に7年勤めて退職しました。

今でも自分の指導の根底にあるのは保育士としての価値観に基づいています。

まあでも今振り返ると、「幼稚園に7年勤めて退職しました。」と一行で済んでしまうような事ですが、退職する時には結婚もしており、息子がおり、家も建てたあとですから・・・なかなか無謀な事してるなと我ながら感心します。

ちょうど社会的にも副業や兼業、働き方改革などのワードがニュースなどで上がるようになり自分のライフスタイルを見直す事も増えたのだと思います。「でもなー、保育以外にやりたい事も特にないなー」が正直な気持ちで、これからの自分のはっきりとしたビジョンなんてものはこの段階では0でした。

ビジョンは0でしたが、保育士の社会的立場の低さは昔から感じており、今でこそ保育士の処遇改善やキャリアアップが叫ばれていますがお給料は低い水準です。小学生女の子の将来の夢ランキングで「保育士」は毎年良い順位なのに、大学の保育科が無くなったり定員割れしている保育学部も少なくないと聞きます。

だから「保育士ってすごいな!なりたいな!」っていう人が増えるような仕事をすればそれは社会的に意義のある仕事なのかな?と考えるようになり、ずっとずっとずーっと考えた結果、一つの仮説を立てました。

「良い先生がしっかりと稼げる仕組みを作れば、保育士を目指す人が増えるのではないか?」

まず前提として、良い先生の定義は「子ども、保護者、同僚から信頼されている先生」としています。

信頼がある先生がそのエリアで子ども関係の仕事をすれば、そこに集ってきてくれる人たちが現れてファンになってくれると考えました。そして、自分のホームとも呼べる園とのつながりも保ち、現場の先生たちとも良好な関係を築くことが出来れば、お互い幸せなんじゃないか。そういういい距離感での関係もありなんじゃないか。また、外で培ってきたスキルや知識や人とのつながりを園の子どもたちに還元できるはずだ!そういう感情が沸々と湧き上がってきたのも良く覚えています。

つまり、「保育士でいる事によって自分の人生が豊かになる」という事です。保育士でいながら色々な仕事に挑戦し、可能性を考えて実践していくその姿を保育士の先生や子どもたちに背中を見せていく事が重要で、「自分にもできるかも?」と思う人を地道に増やしていきたいです。


目指すべきは日本中で知られる超有名なスーパースター保育士を目指すのではなく、保育士が地域の子どもたちの育ちにとっての大切な歯車の一つとなり、その地域の経済圏を活性化する人材となることです。


さあ、2022年も頑張ろう!!


今後のメルマガについて

今後のメルマガについては、今回のようにeducareや僕自身についての活動理念や大切にしている事も交えながら、運動教室や自然体験活動での子どもたちの姿や、「今子どもや保護者に伝えたい!」事を熱量高めに綴っていきます。また、educareを支えてくれている他のスタッフについても紹介していく予定です。

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