どうも、たいきです!
educare代表の黒野大樹(くろの たいき)です。
知っている方もいるとは思いますが、今年度から新しく会員になった方もいらっしゃるので、4月は新年度の挨拶も兼ねて自己紹介したいと思います。
まず、educareですが読みづらくてごめんなさい。
エデュカーレと読みます。
education「教育」の語源になっていると言われていて、引き出すという意味があるそうです。子どもの良さや個性を引き出したいと思って、educareを団体の名前にしました。
設立が2018年5月なのでちょうど6年経ちました。
6年経ちましたが、設立した時と変わらず、子どもの良さを引き出したい気持ちは変わりありません。そのスタンスを崩さずに活動できているのは、面白い子どもたちや魅力ある保護者に恵まれていたからだと思っています。
6年経過し、教室に来てくれる皆様、そして保育園幼稚園の先生方と関わっていくうちに自分やeducareに求められてる事が少しずつはっきりしたような気がしています。
そして、educareをこれからどういう舵取りをしていくべきかを決めて、一歩を踏み出す年になりそうです。
昔も今もeducareが大切にしている事があります。
それは、出来ない、苦手な子を前提とした指導を心掛けること。
決して見捨てない。
指導者が諦めない。
みんなにとって心地の良い場所にする。
「みんなにとって心地良い場所にする」
これが教室として1番難しい所です。
みんなという言葉はよく使われますが、指導するのは実はとても難しいです。
年齢も体格も能力が違う子たちの心地良い場所にするには?
そして、その中でメリハリが無くならないように上達する雰囲気を保てるか?
そういう事を考えて指導にあたっています。
先日、小学生のサッカークラブで行われているリーグ表を見る機会がありました。
どこのチームもAチームBチーム別れてリーグに参加しており、総当たり形式で試合が行われていたのですが、総当たり表を見て12ー0や9ー0が多くあり驚きました。
きっと強豪AチームとどこかのBチームの試合だとは思うんですが、0点のチームはどんな心境でサッカーやったのだろうなと不憫な気持ちになりました。
僕が子どもたちにいつも言うのは、
「勝ったり負けたりするから勝負って楽しいんだよ」
「負けても大丈夫!次は勝てるように考えよう」
と指導します。
全ての子どもたちにとって、勝てる見込みがありそう。勝てる余地があると感じる。
そのような気配と環境を作り出すのが指導者だと思います。
1人の上手なプレイヤーを育てるのに、何人負けっぱなしの子どもがいるのだろうと考えてしまいます。
楽しいと思って始めたスポーツがいつの間にか、嫌いになってしまうのは悲しいです。
嫌いになるだけならまだしも、「どうせ・・・」思考のクセがついてしまうのは避けたい所です。
だから僕の教室では、みんなが楽しい事にこだわっています。
努力が報われる子がいる。
体格に恵まれている子がいる。
仲間に恵まれる子がいる。
努力が報われない子もいる。
そのスポーツに向かない体格をしている。
仲間に馴染めない子もいる。
これがみんなです。
このみんなを全てひっくるめて楽しくて、レッスン後にすっきりとした顔で家に帰って欲しい。これが僕の願いです。
今年度もどうぞよろしくお願いします!
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